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【何を書けばいいか迷ったら】本紹介「書く習慣」が助けてくれる|読書感想

おすすめ本紹介「書く習慣」deradesuでらです
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こんな方におすすめの本でした

  • 何を書いたらいいかわからない人
  • 書き続けれる習慣のコツを知りたい人
  • 書くことの意味を知りたい人

『何を書けばいい』『どうやって書けばいい』ブログやSNSをやってると多くの人がぶつかるであろう高い壁。私も壁にぶつかりすぎて若干麻痺してきた人間の1人です。これを読んでくださってる人にも同じ症状の方はいるはず。

そんな我々を助けてくれる一冊。いしかわゆきさんの著書「書く習慣」を読みました。

この本を手に取ったときは文章術のようなものを学べると思いましたが、この本が教えてくれたことはもっと深いところ。「書くこと」についてを教えてくれます。今までぶつかっていた高い壁が、スッと低くなる。そんな本です。

私が読んで特に学べたことを自分なりに解釈しながらご紹介します。

書くことはもっと自由

いしかわゆき著「書く習慣」を読んで学んだこと本紹介文章術

この本から私が受け取った最も強いメッセージ、それがこの「書くとこはもっと自由」ということです。

ブログやSNSで書いているとき、絶対みんな意識していることは「多くの人に読んでほしい」ということだと思います。

なのでたくさん考え、試行錯誤します。世に溢れてる文章術に関する本やサイトを見て『このキーワードを入れた方が…』『正しい日本語を使わなくては…』『起承転結にしなくては…』『読者の有益にな情報を載せなくては…』・・・

そうすることで書くことのハードルがどんどん上がり、ようやく出来上がった文章。やはり違和感があるのです。

自分で書いたのに、自分の意見じゃないような。どこかのサイトで見たような。自分で好きに始めたのに、この文章を誰かに添削されるわけでもないのに。

なぜこんなに追い詰められているんだ、俺は…!

もっと自由に書き、自分の文章として読んでもらいたい。それにはどうしたらいいのでしょうか?

「うわぁ〜」と思ったら「うわぁ〜」と書く

この教え、大好きです。

文章を書いていると、どうしても「誰かに見せる用」の文章になってしまいます。もちろんそれは「相手にわかりやすく伝えたい」とか「嫌な思いをさせたくない」という気持ちから来ています。

しかしそうすることで、自分らしさを失っているのも事実です。だって私、生まれてこの方『ご覧ください』なんて言ったことありませんから。

そのことに著者のいしかわゆきさんは本の中でこのように言っています。

日々何気なく使っている言葉には、「自分らしさ」が含まれています。だから「普段しゃべっているとおりの言葉で書く」だけで、自分らしい言葉を紡ぐことができるんです。
いしかわゆき. 書く習慣 (Japanese Edition) (p.39). Kindle 版.

文字だけで自分の気持ちを正確に表すのは大変です。そして自分らしさを出すのはもっと大変。そう思っていましたが、この教えはまさに目から鱗でした。自分らしい言葉を使うとしたら『ゆきさん、すげぇ…』です。

せっかく自分で始めた自分だけの文章ですからね。自分らしさを出さず何を出しましょう。

だからと言って堅苦しい言葉=間違いではない

いしかわゆき著「書く習慣」を読んで学んだこと本紹介文章術

最初に言っておきますが、いしかわゆきさんは「堅苦しい言葉=間違い」とか全く言っていません。これは本の内容ではなく、単純に私の意見です。

ブログやSNSで自分の意見を発信している人で、私と同じように色々文章術の本やテクニックを学んで試行錯誤している方も多いと思います。私も他の方のアドバイスを読んで実践し、違和感を感じたことがあるというのは先ほどお伝えした通りです。

しかし違和感を感じている、自分らしさがない、ということは間違いなのか?私は間違いだとは思いません。

整理をして読みやすくすることや、テクニックやキーワードを駆使してたくさんの人に読んでもらおうとすることは絶対重要です。

たくさんの人に読んでもらえるように工夫しつつ、自分らしさを出して唯一無二の文章にする。これが最強必勝パターンだと思います。

正解は自分で決めていい

いしかわゆきさんは書くことのルールに関して、文章の正解は自分で決める、と書いています。

人間は自分の選択が「正解」か「不正解」で悩みます。不正解を選ぶのが怖いし、失敗したくもない。だから文章を書くことに関しても「不正解」にならないように色々な本を読んだり、情報を取り込んだりしようとします。

しかし書くとこは自由。擬音だらけの文章になろうが、内容もオチもない文章になろうが、それが自分にとって『いいもの書けたな、おい』と思えたら正解なのです。

そう思えるだけで、書くことに躊躇がなくなり、高かった壁が低くなったと感じました。『ゆきさん、ホントすげぇ…』です。

文章を書く人も書かない人も、ぜひ読んでみてください。

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