「伏線がすごい!」と話題の浅倉秋成さんの作品。
その中から学生が楽しめる「青春系小説」3選を紹介します。
「学園ミステリー」「ちょっと不思議な青春」「伏線たっぷりの恋愛小説」…
読みやすくて没入感のある作品ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
ノワール・レヴナント
全ての偶然が必然に変わる。
これぞ「浅倉秋成」と声に出して言いたい浅倉先生のデビュー作です。
高校生の男女4人によるちょっと不思議な青春群像劇。
ある特殊能力を持った4人と、ある少女の死がつなぐ謎とは。
この特殊能力が非常に独特。『何を食べたら思いつくの?』という変わった特殊能力なのです。
700ページを超える大作で、読み終えたときの読了感がたまりません。
✅ 奇抜すぎる特殊能力モノ
✅ 個性的な登場人物が魅力的
✅ 伏線が効いたストーリー
【「ありえない設定×青春」の組み合わせが好きな方】に特におすすめです。
教室が、ひとりになるまで
自殺なんかじゃない。みんなあいつに殺されたの。
ある高校にて、完璧だと思われていたクラスの生徒たちが次々と自殺してしまう。
しかしそれは「ある人間の見えない力のせいだ」というのだ。
高校を舞台としたミステリー作品で、ダークな世界観が特徴です。
高校生ならではの心情が書かれており、年齢の近い学生には共感しやすい作品でしょう。
✅ 学園×ミステリーで引き込まれる
✅ 学校生活のリアルな心理描写
✅ テンポが良く読みやすい
【ミステリ要素アリの学園モノが好きな方】に特におすすめです。
失恋の準備をお願いします
グルグルまわる、伏線だらけの恋物語。
好きな男子からの告白を「自分は魔法使い」と嘘ついて断ろうとする女子高生。
何もしていないのにモテすぎてしまう男子高生。
全く縁のなさそうな登場人物たちが、まわりまわって紡がれていく…まさに「伏線だらけの恋物語」。
完全にコメディよりな作品で笑っちゃいます。電車の中で読むと危ないです。
いくつかの短編が合わさったオムニバス形式の作品なので、読書をあまりしたことない人にもおすすめ。
なお、こちらの小説は元々『失恋覚悟のラウンドアバウト』というタイトルの作品が改名されたものです。
✅ 笑えて伏線回収が爽快
✅ 高校生らしい恋愛観
✅ 短編オムニバス形式でサクッと読める
【とにかく笑えて伏線をうまく回収していくストーリーが好きな方】に特におすすめです。
まとめ:学生におすすめな3冊
浅倉秋成さんの小説の中で、高校生がメインの小説3選なら・・・
この3冊がおすすめです。
もちろん大人が読んでもおもしろいですし、独特の世界観にハマりますよ。
ぜひ気になる一冊から読んでみてくださいね。
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