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2025年に読んでおもしろかった小説ベスト5|発行年数は関係なし

2025年に読んでおもしろかった小説ベスト5|発行年数は関係なし
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2022年からまとめています、その年に読んだ小説でおもしろかった5作品を紹介する催し。

今年も紹介します、例年同様「発行年数は関係なし」で、今年読んだ小説の中でおもしろかったのもです。

長江俊和「出版禁止 ろろるの村滞在記」

禁止シリーズにハズレなし。

「このシリーズ好き!」と言ったら人からゴミのように見られそうなダークな小説シリーズといえば「禁止シリーズ」。

その中の「出版禁止 ろろるの村滞在記」がおもしろかったですね。

読んだことない方はこのタイトルを見て「ん?これはウルルン滞在記みたいなものかな?」と考えちゃうかもしれません。

ろろる、なんてかわいい響きですからね。

「ろろる」っていう郷土料理があるのかな?

それとも村人の伝統行事の名前なのかな?

村人を見守るカワイイ「ろろる様」みたいな神様が祭られているのかな?

次のゴールデンウィークあたりちょっと行ってみようかな・・・

とか言ってる場合じゃないんですよ、マジで。

必死に読みまくって「考察記事」を書いちゃったぐらいですからね。しかもこのブログの中でもかなり閲覧数が多いほうです。

たぶん読んだ人はみんな「ろろるの村」に何かを持っていかれてますね。。

ということで気になる方はぜひ。

出版禁止 ろろるの村滞在記 あらすじ

近畿地方のある奥深い山間部に、村はあった。心に深い傷を負い、積年の恨みを抱えた人々が最後に辿りつく「すくいの村」。だが、そこには呪いで人を殺すという根強い噂が……。2008年、近隣の廃村で陰惨な死体遺棄事件が発生。現場は暗い森に囲まれた酒内湖畔。遺体は切断され、樹木に釘で打ち付けられていた……。
出典:AmazonBOOK 内容より


浅倉秋成「失恋の準備をお願いします」

これは電車で読んではいけない。

もうシンプルにおもしろいです。めちゃくちゃ笑っちゃうタイプの「おもしろさ」ですね。

元々大好きだった浅倉秋成さんの作品として読み始め、読んでいるうちに「好き」って気持ちが上がりまくり、途中から心の中で「ビバ!浅倉秋成!」と叫んでいました。

読み終わったときは「浅倉ビバ成」って呼んでました。

『失恋の準備をお願いします』は5つの短編が合わさった作品なので、かなり読みやすいのもポイント。

また恋愛がベースになっているので、誰でもとっつきやすいっていうのもいいですね。どっかの殺人鬼が胸糞悪い犯罪を犯す、なんてこともないです。

読書が苦手な人でも全然挑戦してほしいですし、たぶん読書が好きになると思いますよ。

失恋の準備をお願いします あらすじ

「あなたとはお付き合いできません―わたし実は、魔法使いだから」告白を断るため、魔法使いだと嘘をついてしまった女子高生。しかし彼は、人間界と魔法界を超える愛を誓ってくれてしまい……?
フリたい私とめげない彼。恋と嘘とが絡みあい、やがて大きな渦となる!
ささやかで切実な恋物語は、大事件の予兆だった。ぐるぐる回る、伏線だらけの恋物語!
出典:AmazonBOOK 内容より


早坂吝「〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件」

やっぱり「どんでん返し」はこうでなくちゃ。

今までに数々の名作「どんでん返し系」小説を読んできました。いわゆる叙述トリックというやつです。

そんな私でもたまげました。

小説『〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件』は斬新すぎました。

この小説は「メフィスト賞」を受賞した作品です。

メフィスト賞とは「いろんな意味でおもしろい作品」、言葉にすると『おいおい、やっちゃってんな!』って感じの作品に贈られる賞です。

ちなみにあの有名な「ハサミ男 (講談社文庫)」もメフィスト賞を受賞しています。

ちょっと気になる点が無いわけでは無いんですが・・・何かを言ってネタバレはしたくないので。

とりあえず、全てがひっくり返る快感を欲している方にはオススメの一冊です。

マジでひっくり返りますから。

〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件 あらすじ

アウトドアが趣味の公務員・沖らは、仮面の男・黒沼が所有する孤島での、夏休み恒例のオフ会へ。赤毛の女子高生が初参加するなか、孤島に着いた翌日、メンバーの二人が失踪、続いて殺人事件が。さらには意図不明の密室が連続し……。果たして犯人は? そしてこの作品のタイトルとは?
出典:AmazonBOOK 内容より


寝舟はやせ「入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください」

いや、どうゆうおもしろさ?

ホントそんな声が出ましたね、おもしろかったです。

先に言っておくとジャンルは「ホラー」です。ただ「ホラーか?」と聞かれるとうーん・・・

いや、しっかりと怖いですし、ホラーとしてのレベルが低いとかそんなんじゃ全然ないです。

それなのに読んでしまうし、なんなら「ちょっと俺も行ってみたいな」と思わせてくれる不思議な作品です。

毎回展開がまったく読めないので小説としてかなりおもしろいですし、変に読者を混乱させたりせず、それでもなお謎の変化球を投げ続ける感じ・・・

歪んだまっすぐさが心地よいです。

ね、今自分でここに感想書いていて、読み返したら何が言いたいかよくわかりません。なんだこの文章。

でも・・・そんな感じです。そんな不思議な小説。

自信もって言えるのは「おもしろい」っていうのは間違いないです。

入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください あらすじ

実母のせいで貯金も住処も失ったタカヒロは、住み込みでマンションの一室を管理する仕事の求人を見つける。
雇用の条件は『隣人と必ず仲良くすること』。
他に行き場のないタカヒロはマンションに流れ着くが、待っていたのは明らかに人間ではない『隣人』だった。
出典:AmazonBOOK 内容より

宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」

とんでもないもの生み出してくれましたね。

突然ですけど、あらゆる創作物で「いきなりおもしろい」ってすごくハードルが高いことだと思うんですよ。

観客、読者、リスナー…相手の心を掴むためには「いきなりおもしろい」が超有効。それゆえに創作物を作る人は絶対欲しいですよね、「いきなりおもしろい」って状況を。

その「いきなりおもしろい」をやったのがこの『成瀬は天下を取りにいく』でした。

どんなに有名でも、名作と言われる小説でも、こんな一瞬で心を奪われたことなかったです。

ちなみに2ページです。

もう2ページ目から最後までずっと主人公「成瀬あかり」のことしか考えられなくなります。これはえげつないことだと思います。

さすがの「シャーロック・ホームズ」も「御手洗清」も「姫川玲子」も2ページ目から最後まで頭から離れなくなる、なんてことはないですからね。

これは売れるのもわかります。

マネする女の子とか出てくるんじゃないかな?西武のユニフォームとか買っちゃってね。

こうゆうキャラが出てきたときに、すぐにマネしちゃうとかミーハーでね、「自分を持ってないか」って言いたくもなります。

でも、今回はしょうがないですね。そのぐらい良いキャラクターが生み出されましたからね

今後の成瀬シリーズも追っかけていきます。楽しみです。

よし、書けたな。じゃあ・・・

ちょっと西武ライオンズのユニフォーム買いに行ってまいります。

成瀬は天下を取りにいく あらすじ

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。閉店を間近に控える西武百貨店に毎日通い、ローカル番組の中継に映るといいだした。さらに、お笑いコンビ・ゼゼカラでM-1に挑み、高校の入学式には坊主頭で現れ、目標は二百歳まで生きること。最高の主人公の登場に、目が離せない! 本屋大賞を受賞した圧巻の青春小説!
出典:AmazonBOOK 内容より

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