ディズニープラスで配信中のマーベル関連ドラマ。そのフェーズ4のドラマ全作品の評価を書きました。実際に見て独断で決めた「おすすめ度」ありです。
ディズニー+(プラス)で見ることのできるマーベルヒーローのドラマシリーズ。
マーベルの世界を交差させた世界、通称MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ4のドラマ全作品を見ました。
ドラマはおもしろそうだけど…たくさんありすぎて見ようか迷っている人もいますよね?
ということで今回は、
- 各ドラマのあらすじ
- 特徴や面白いポイント紹介
- 独自で判断した「おすすめ度」
をネタバレなしで紹介します。
見ようと思っている人の参考になれば幸いです。
フェーズ4の全ドラマおすすめ度
さっそくですが、ドラマを見た個人的な「おすすめ度」を紹介します。
タイトル | おすすめ度 |
---|---|
ワンダヴィジョン | |
ファルコン& ウィンター・ソルジャー |
|
ロキ | |
ホワット・イフ…? | |
ホークアイ | |
ムーンナイト | |
ミズ・マーベル | |
シー・ハルク | |
ウェアウルフ・バイ・ナイト |
なお「おすすめ度」の判断は、私か感じたドラマのおもしろさを基準にしています。
どの作品も今後の他のマーベル作品に関わる可能性はあります。
MCUの話をしっかり理解したい人は、全部のドラマを見たほうが良いでしょう。
MCU全ドラマの評価と感想
ワンダヴィジョン
ストーリーは、サノスとの最終決戦をしたエンドゲーム後。
アベンジャーズのメンバーである「ワンダ・マキシモフ」と、人工生体ボディを手に入れたことで生まれた「ヴィジョン」が結婚し、ある町で生活を始める話。
昔のコメディドラマ、通称シットコムと呼ばれるドラマの作りをした今作。
それが徐々に方向転換していき、思いもよらない最終地点へ。
正直言って第一印象は全然期待していませんでした。
製作陣の「ちょっと普通じゃない感じが面白いでしょ?」と言われているような感じが見えていたので。
ところがどっこい。いい意味で期待を裏切られました。
毎回変わるタイトルやスペシャルゲストの登場も見事…
MCUフェーズ4の初のドラマシリーズだったからなのか。製作陣の「やったるで」という強い気持ちが見えました。
ただドラマの面白さでいうと、どんどん尻つぼみしてしまったように感じました。最初の展開がおもしろかっただけに残念。
ドラマの序盤でみせる「よくわからないけど、なんかヤバそう感」
ワンダヴィジョン予告
ファルコン&ウィンター・ソルジャー
サノスとの最終決戦後、キャプテン・アメリカから盾を受け継いだ「ファルコン」ことサム・ウィルソン。
そして「ウィンター・ソルジャー」ことバッキー・バーンズがタッグを組んだドラマシリーズ。
つまらない。
シンプルな「ヒーローVSヴィラン」という構図でないことが原因と思います。人種問題など色々詰め込みすぎたのではないかと。
キャプテン・アメリカから引き継いだ後の話なので、
「よーし、次は俺が頑張りますっ!」
で済まない理由もよくわかります。ただ・・・
ファルコンとバッキーの小粋な掛け合いを見たいんです。
もうシンプルに2人がいろんな敵と戦ってハイタッチとかしたり。一緒にダンス踊っちゃうとか。そうゆうシンプルなバディもの。
「ラッシュアワー」とか「リーサル・ウェポン」みたいな。あとあれだ、「トイ・ストーリー」でもいい。
そして敵が弱すぎたのもマイナス。
ヴィランが濃ければ濃いほどおもしろくなるのですが、今回は非常に薄味に感じました。なんてたって銃で倒せちゃうから。
それならスーパーヒーローは要らん。
バッキーのデートシーン
ファルコン&ウィンター・ソルジャー予告
ロキ
アベンジャーズと戦った後のロキが逃げ出すも、時間軸を管理する組織「TVA」に連行されてしまう。
そんなロキが他の時間軸(タイムライン)を正すために奮闘するドラマ。
かなり好きな作品でしたね。
映画のロキとは違ってちゃんと主人公しています。結構シリアスなドラマです。
それは人によって『私の見たいロキはこうじゃない!』って人もいるかもしれませんね。
そして時間をテーマにした作品のため、かなり難しい。もう時間軸とかパラドックスとか言われても困っちゃいます。
好きな作品とか言って、しかもおすすめ度もとかですが・・・
あんまり理解してません。たはは。
ロキとメビウス(オーウェン・ウィルソン)の友情
ロキ予告
ホワット・イフ…?
今までの映画の世界観をベースにした「もしも」シリーズ。
「あのキャラが◯◯だったら?」というテーマで描かれるアニメシリーズです。
テーマはめちゃくちゃおもしろいです。
「え!あのキャラが、あのキャラと!」というファンには夢みたいな作品なんです。
ただ問題もあったと思います。それは・・・
- 他の作品を知らないと面白さがわからない
- 実写→アニメはスケールダウン
まず、そもそも映画を見ている前提の話です。
今までの映画を見てない人には全くわからない内容なんですね。
本当にファン向けの作品で一見さんお断り。
そしてもうひとつが・・・
アニメが実写に負けちゃっていること。
結局映画の方が凄すぎて、「映画でいいじゃん」になってしまうわけです。
なのでこの内容をそのまま実写でやったらバケモノレベルでおもしろくなると思います。
ちなみに内容に関しては…
全部見ましたけどほとんど覚えていないです。。。
ヒーローがゾンビになっちゃう、まさかのゾンビパニック
ホワット・イフ…?予告
ホークアイ
いきなり言いますが、大好きです。
アベンジャーズのオリジナルメンバー「ホークアイ」。
彼が新たなヒーローとなる女の子「ケイト・ビショップ」とタッグを組んで戦う、クリスマス前のアクションドラマ。
正直に言うと見る前はかなりなめてました。
ロゴやポスター見てもなんかポップだし。犬いるし。
クリスマスの雰囲気も相まって、「ファミリー向けのぬるいアクションドラマ」だと思っていました。。
ちょっと激しめなホームアローンぐらいだろ、と。
ホークアイとケイトビショップには、いわゆるスーパーパワーはありません。
なので人によってはパンチが弱いと感じるかもしれない・・・。
でも安心してください。
「こういうので良いんだよ」と素直に言えるヒーロードラマです。
とにかく新キャラのケイトがめちゃくちゃいいんです。若さゆえの危うさはあるんですが、それが嫌味じゃない。
ホークアイが主役のドラマではあるんですが、ホークアイとケイトの師弟関係が熱いです。
シーズン2きてくれ。
ケイトの「成長」と、ホークアイの「葛藤」
ホークアイ予告
ムーンナイト
再度いきなり言いますが、大好きです。
マーベル・スタジオ初のダーク・ヒーロー「ムーンナイト」の戦いを描くドラマシリーズ。
自分の中にいるもう1人の自分。そして巻き込まれるエジプトの神々の戦い。
まず何が良いって、ムーンナイトの見た目です。かっこ良すぎます。
神です。エジプトだけに。
名前の通り「月(ムーン)」がモチーフとなった見た目なんですが、それがシンプルかつ大胆。
武器やマントなど、些細な部分もしっかりと月の形になってるんです。
そして予告編にもちょっと登場してますが・・・
戦い方が荒いところもポイント。もう戦いっていうより「ケンカ」です。
あれパンチじゃないです。ぶん殴ってます。
ストーリーもミステリー要素がたっぷりで見る人を引き込む引力が強すぎる。
個人的にはフェーズ4のドラマで一番おすすめです。
シーズン2きてくれ。
バケモノ並みの主役「オスカー・アイザック」の演技力
ムーンナイト予告
https://youtu.be/grLPhTWYroY
ミズ・マーベル
キャプテン・マーベルに憧れるコスプレ好きの女の子が、あることからスーパーパワーを手にする。
そしてその力に秘められた過去の歴史を探る…奥の深いヒーロドラマ。
正直言って、これは響かなかったです。ドラマ自体はすごくよかったんですが・・・
製作陣のターゲットが俺じゃなかったです。
主人公のカマラはアメリカに住むイスラム教徒の女子高生なんです。
お母さんは心配するあまりすごく厳しい。学校でも馴染めない。そんなカマラの話なので…
なのでこれは同世代の女の子だったり、同じく両親が厳しかった青春時代を過ごした女性とかだったら共感しやすいと思うのです。
日本に住む無宗教の30代サラリーマンとは共通点が1つもないんですよ。
ただ高校生がメインというだけあって登場する友達たちとの関係は見ていて楽しかったです。
今後ミズ・マーベルは別のドラマで再度登場する予定です。
若さを生かしたティーンでポップな世界観
ミズ・マーベル予告
シー・ハルク:ザ・アトーニー
ハルクのいとこで弁護士の「ジェン」が主人公のリーガルドラマ。
ある事故がきっかけでハルクの血が体に入ってしまい女性版ハルクになってしまいます。
しかしその状態をうまくコントロールし、ハルクの姿のまま弁護士をする、というなかなかコメディ強めなドラマです。
このドラマの変わっている部分といえば、
みている視聴者に対して話しかける「第4の壁」を破った作品。
主人公がドラマを見ている我々に話しかけてきます。
この特徴を最大限活かした作品となっています。ネタバレになるので明言は避けますが、かなり賛否両論になるドラマです。
個人的な意見で言えば・・・
「なし」ですね。
特徴を活かせるほどシー・ハルクに魅力を感じられませんでした。
「第4の壁」を破った未だかつてないラスト
シー・ハルク:ザ・アトーニー予告
ウェアウルフ・バイ・ナイト
ドラマシリーズかと思って見始めましたが、まさかの一話のみ。
しかしシンプルに面白い作品でした。
ある屋敷に集められた闇のモンスター ・ハンターたち。
死んでしまったリーダーの遺品「ブラッドストーン」の相続人を決めるためにデスゲームに参加させられます。
ドラマは全編モノクロで、あえてレトロ作品のように見せるのが特徴。
世界観も今までのMCU作品とは違う独特な作品です。好き嫌いは人によって大きく別れると思います。
「昔の作品を今の技術で撮影したらこうなりました」という感じの映像。
白黒映画が好きな人には特にヒットしそうです。
なんだか可愛い、だけどヤバい化け物
ウェアウルフ・バイ・ナイト予告
ディズニー+で見よう
マーベルのドラマシリーズはディズニー+で独占配信です。
マーベル沼は底なしなので、ファンは最高な時間を過ごせます。もちろんディズニーや他の作品もたくさん!
マーベルの沼、一緒に肩まで浸かりましょう…
ディズニープラスで見れるおすすめドラマ
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