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インド発のドラマ「ベロニーにまつわるウワサ話」がおもしろい理由

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アマゾンプライムビデオにある海外ドラマ「ベロニーにまつわるウワサ話」の面白いポイントを紹介しています。

インドのある街で、少女の遺体が発見される。その少女にまつわる噂と事件を追うサスペンスドラマ・・

「ベロニーにまつわるウワサ話」

2023年4月現在、Amazonプライムビデオにて「シーズン1」が公開されています。一話あたり約50分程度で、8話構成です。

今回は、ドラマ「ベロニーにまつわるウワサ話」の

  • 物語のあらすじ
  • 3つのおすすめポイント
  • 3つのおすすめできないポイント

をご紹介します。

新しいドラマを探している方や、インドドラマに興味がある人はぜひ最後まで読んでください。

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「ベロニーにまつわるウワサ話」あらすじ

舞台はインド南部の小さな街。17歳の美少女「ベロニー」が遺体となって発見される。

彼女の事件を捜査することになったのは、上司からの信頼も熱い警官のビベック。

捜査を始めるも、ベロニーの母親、友人、婚約者の証言は食い違っており捜査は難航。

さらにベロニーが美少女だったゆえに様々な噂(ウワサ)が広がり始める。

そしてそれはメディアにも取り上げられ、嘘だか真実だかわからないウワサが拡大し始め…

彼女にまつわるウワサは本当なのか?そして彼女を殺した犯人は一体誰なのか?

ドラマのおすすめポイント

インド発のドラマ「ベロニーにまつわるウワサ話」がおもしろい理由

メインテーマは「ウワサ」

このドラマのメインテーマ。

それは人々の「ウワサ」。

ドラマの中では、殺された美少女に対する証言とウワサ話を元に警察の捜査が行われていきます。

しかし、その証言は行き違います。誰が真実を言っているのか。誰が嘘を言っているのか。

そしてメディアの不当な報道。

人々の関心を集めるためだけの「本当かわからない情報」が報道されます。それにより真実はより闇の中へ。

ドラマはベロニーに対するウワサに合わせて展開していきます。

そのためドラマを見ている視聴者側もベロニーに対する印象が二転三転。

それと同時に捜査も何度もひっくり返されることに…

ちなみにこのドラマの原題は”Vadhandhi: The Fable of Velonie”

”Vadhandhi”というのはこのドラマの言語でもあるタミル語で「噂(うわさ)」。

”The Fable of Velonie”は英語で「ベロニーの作り話」。

はたしてベロニーに起きたことは「どれが真実」だったのか。

インド100%

インド100%。インドが濃縮された一番搾りのような濃度のドラマです。

「ベロニーにまつわるウワサ話」はインド発のドラマ。ドラマの舞台も出演者もインド。

話の舞台となる地域は、インドでも小さな街となっており、普段我々が目にすることのないようなリアルに近いインドを見ることができます。

なので、楽しみにしている方には非常に申し上げにくいのですが…

みんなでいきなり踊り出す、って展開はありません。ご了承を。

日本ではなかなか馴染みのないシーンといえば、お葬式。

なかなかインドのお葬式を見る機会はないですよね。当然ですが日本とは全く違う形式です。

もちろんインドと言っても宗教によって変わるので、これがインドの一般的なお葬式、と言うわけではありません。が、新鮮さは感じることができるでしょう。

そして事件を解決するための警察の捜査方法もインド100%。

当たり前ですが日本の刑事ドラマとは全く違います。

日本人からしたら「そんなことしていいの?」というシーンがてんこ盛りです。

ドラマの本筋には関係しないので少しネタバレしますが・・・

例えば日本の刑事ドラマの場合、ちょっと怪しい奴を見つけたとしましょう。そんな時、刑事さんこう言いますね?

「ちょっと署までご同行願いますか?」

では「ベロニーにまつわるウワサ話」に登場する警察はどうするか。

メガネが吹っ飛ぶぐらい顔をぶっ叩きます。

いきなりビンタです。しかも一回じゃないです。答えるまで3回ぐらいぶっ叩きます。

日本であれば問題になる行為ですが、インドではこれは平常運転なのかもしれません。

そんなリアルなインドを感じることができるドラマなんです。

主演の演技力

事件の捜査を担当することになった警官のビベック。

そのビベックを演じたのがインドの俳優「S. J. スリャ」の演技の迫力がすごいんです。

S. J. スリャは俳優の他に映画監督もしています。

ビベックは事件解決のために誠心誠意捜査をします。その反面家庭はないがしろにしがち。

ビベックにはまだ小さい子供がいます。家庭のことも子育ても奥さんに任せっきり。

しかも奥さんにはそっけない態度をとったり「返事をしろ!」と説教したり…

そんなビベックの態度に奥さんもたびたび怒りをあらわにすることも。

そして事件が難航するにつれ、徐々にビベックの心は事件に飲まれていきます。

そんな「事件」と「家庭」の間で自分のすべきことを全うしようとするビベックの演技。

特に彼の「犯人への執念」の演技は鬼気迫るものがありました。


アマゾンプライムビデオ ベロニーにまつわるウワサ話

ドラマのおすすめできないポイント

インド100%すぎる

おすすめポイントにて上げた「インド100%」。

人によってはこのポイントが「マイナス」に映ってしまうかもしれません。

例えば先ほど挙げた「警察の暴力が普通に行われている」ところ。

このような振る舞いが「本当のインド」なのかどうかは私にはわかりません。

それがどちらであれ、やはり非道な行動は見ていて不快感を覚える人もいるでしょう。

またインドでは男尊女卑の精神が未だ根付いているように見えます。

女性が軽く見られているようなシーンも多くあるのです。

もちろんこのような性差別はインドだけの問題、ということではないです。しかし衝撃的に映るのは確かでしょう。

インド100%で作られたドラマだからこそ、インドの良い文化がわかる一方、反対に見たくない文化を目にするかもしれません。

エグい描写もあり

インド100%すぎる、というマイナス面に追加の内容となりますが、それらの描写がなかなかエグいです。

人によっては目を背けたくなるシーンもあるでしょう。

実際にドラマを見た私的には見るのがキツいシーン、結構ありました。

ドラマの内容が殺人事件を扱ったサスペンス作品なので、不快なシーンがあることは覚悟していると思います。

しかしそこに普段あまり見る機会のない国の文化も合わさると・・・

その描写の衝撃がより強くなるかもしれません。

名前が覚えにくい

これは外国ドラマあるあるかもしれませんが…

人名・地名を含め、とにかく名前が馴染みなさすぎて覚えにくすぎます。

日本でも比較的馴染みある英語圏の作品は、きっとみなさん頭に入りやすいと思います。

人の名前をとってみても、「マイケル」「サラ」など覚えやすいでしょう。

しかし「ベロニーにまつわるウワサ話」はヒンドゥー圏のドラマ。

多くの日本人にとって馴染みが薄いと思います。

登場人物の名前の例を挙げてみると・・・

  • ビグネシュ
  • ポールラジ
  • キ・セバスチャン
  • サンジーブ
  • セドゥラマン

などなど。

キ・セバスチャンに対しては「キ、いる?」というツッコミをせざるを得ません。

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他のインドドラマも紹介していますので、気になる方はぜひこちらもご覧ください。


アマゾンプライムビデオ ベロニーにまつわるウワサ話

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