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【ネタバレ】映画「フリーガイ」の感想レビュー

ムービーレビュー映画感想文
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このページに書いてあること

映画「フリーガイ」を見た感想と、ジム・キャリー主演の映画「トゥルーマン・ショー」との違いを比較してみました。

予告編を見るかぎり、「きっとよくあるタイプのコメディ映画だろうな」と思ってみたところ・・・

よくあるタイプのコメディ映画でした。

つまらない?違う。じゃあ、おもしろい?違う。そんな映画です。

映画の内容よりも、あの名作映画に似ているなぁと思ってしまい比べてしまったのが運の尽き。相手が悪すぎました。

ということで今回は、映画「フリーガイ」を見た感想です。



映画「フリーガイ」感想レビュー

これ以降はネタバレを含みます。ご注意ください。

正直言ってあまり記憶がないです。

期待値がめちゃくちゃ高かったために、それを超えられなかったのが残念でした。

ただそれがチャラになるほどモブキャラが可愛かった。

あのガイの「絶対性格いいだろ感」は最高にライアン・レイノルズ。あの「わかっていない感」もかわいいライアン・レイノルズ。

あれがヴィン・ディーゼルだったら話は変わってきますから。

他のモブキャラも可愛いんですよ。ずっと手をあげちゃうおじさんとか、ずっと猫探しているおばあちゃんとかね。

この映画はモブキャラに自我が芽生えてそれが素晴らしい!っていう話でしたが、俺は心が疲れてるせいか「何も考えずにただ毎日を生きているキャラが羨ましい」と思ってしまいました。

そう思ってしまう現代人、結構いるんじゃなかろうか。

そう思うとこの映画はある意味「現代人へのメッセージ」ですよ。

「お前らは自由に生きる事ができるのに、何を人生つまらないとか言ってるんだ」、という。

いや、わかりますよ?そう言われたらその通りなんですけど。でも結構しんどいこともあるじゃないですか。生きるって。

「ふざけてる映画の割に深い映画だな。」とか考えながらエンドロールまで見てました。



なお、映画の中で最初ガイは自分が「ゲームの中の存在」と気づいていません。

本人が気づいていない、という設定で似てるのはやはり「トゥルーマン・ショー」ですね。

『トゥルーマン・ショー』はジム・キャリー主演で1998年に公開された映画。自分の生きている世界がテレビ番組の中だった、というストーリー。ゴールデングローブ賞などを受賞。

比べることじゃないんですけど・・・でもやっぱり「トゥルーマン・ショー」の方が5倍ぐらいおもしろくて。

「トゥルーマン・ショー」のほうはリアルな人間を扱っている怖さがあるので。全員だましていることとか、本人にバレたときに対処法がないとか。下手したら中の人間が死ぬ可能性もあるし。

しかしフリーガイの方は、いってもガイはA.Iなので、最悪何かあっても「データ消去すればいいんじゃないか?」みたいな保険が心のどこかにありました。なのでそこまで緊迫した気持ちにならないというか。

まあ「トゥルーマン・ショー」とジャンル自体が違うかもですけど、やはり映画の深みが違う。

そして両方の映画の共通点で主人公にキャッチフレーズがあるのですが、

フリーガイのキャッチフレーズが「いい日でなく、素晴らしい日を」

トゥルーマン・ショーのキャッチフレーズが「それでは、おはよう! そして会えない時のために、こんにちはとこんばんは!おやすみ!」

こういうところも似てるんですよ。やっぱり。

もうこうなってくると比べざるを得なくなって、判定は「トゥルーマン・ショー」の圧勝。

10倍ぐらいおもしろいので。

って話をしていたら「トゥルーマン・ショー」を見たくなってきてしまいました。フリーガイの感想を書いていたのに。

そのぐらい魅力的な映画ってことですよ、「トゥルーマン・ショー」は。

フリーガイの世界観が好きだった方、一緒に「トゥルーマン・ショー」見ましょう。

それではみなさん、いい日でなく、素晴らしい日を!


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