こんな方のために書きました
- 映画「ランボー/最後の戦場」を見た
- シルヴェスター・スタローンのファン
- アクション映画が好き
2008年に公開。シルヴェスター・スタローンの代表作、ランボーシリーズの4作目「ランボー/最後の戦場」。
といえば1980年代に始まった名作アクション映画です。 ランボーシリーズ
一言で感想を言うとしたら・・・
グロさと残虐性でいったらランボーシリーズで優勝。正直、見たことを少し後悔しました。。
ランボー1~3が子供のお遊びに見えるほどの激しさ。嫌悪感も含めて明らかに今までのランボーとは別物です。
ランボー 最後の戦場の評価
アクション
バイオレンス
胸糞悪さ
オススメ度
ランボー/最後の戦場 あらすじ
ベトナム戦争の英雄ランボーは祖国を離れ、タイ北部のジャングルでひっそり暮らしていた。一方、内戦が続く隣国ミャンマーでは、軍事政権によって少数民族が迫害を受けていた。ある日、ランボーは少数民族に医療品を届けるためにアメリカからやって来た団体の道案内を依頼される。ランボーはその一員の女性サラの真摯な姿に心を動かされ、彼らを目的地まで送り届ける。しかし数日後、サラたちが軍に拉致されたとの知らせが届く…。
アマゾンプライムビデオより引用
ネタバレありで感想
いやー。きつい。これは本当にきつい。私にはただただきつい。
とにかく人間という尊厳をこれでもかと無視したような、そんな描写がとにかく映し出されます。
これがもう、心が痛すぎて本当。見ていて辛くなるのは、きっと同じアジア人だからでしょうか。何となく自分と近い感じがし、その人々が本当虫のように殺されていく姿は辛すぎます。
特にミャンマー軍がカレン族の村に行き、いきなり殺しまくるシーン。
その時の描写は文字で打つのも辛いのです。
それでも頑張って文字にしますが、子供の頭を踏みつけながら体に刃物を刺す。母親の抱いている子供を火の中に放り投げる。
これ、見れないですよ。見たくないですよね、皆さんも。でも見せつけるんです。悲惨な現実として。
この時のミャンマー軍に対する私の怒りはハンパじゃないですよ。怒り狂ったランボーの隣に私がいても違和感ないぐらいブチギレてましたよ。
これについて、監督も勤めたスタローンはインタビューで、
「実際の兵士からも話を聞いて調査した。映画に映されているのは全て現実に起きていることだ」
と語っています。
『それでも多少盛っていてくれ!』と思いたいぐらいの蛮行でした。しかし本当に起きているのだとしたら、すごく考えさせられます。
そうゆう意味で言うと、この映画の深さと言いますか。見ている人に訴えかける力がとんでもない映画だな、といえます。
アマゾンプライムビデオでの評価はとても高いのですが、きっとこれが理由でしょう。
そして今回ランボーを巻き込んだNGOの人々。
やろうとしていることは立派ですし、命の重んじる姿勢も素晴らしいですが…結果としてはやはり「何してくれてんだよ」と。
結果としてランボーもその他の人も巻き込んでいますからね。最終的にはカレン族も立ち上がりハッピーエンドのようになりましたが…
あれだけ「命を奪ってはいけない」と言ったNGOのリーダーも、極限状態になると石で敵を殴り殺していましたからね。
あの状況なら、あの行為は「良い」「悪い」では判断できないですね。
ただ「何も知らない人が遠くから言うだけ」というのは、やはり無責任だなと感じました。
そしてこの映画を語る上で欠かせないのが、グロすぎる描写です。
実際の戦争を目の前で見る機会というのは、普通の人生を送っている人にはまず無いでしょう。基本的には映画やドラマといったものだと思います。
なので「実際に撃たれると体はどうなってしまうのか?」はわかりませんよね。それをこの映画では映し出しています。
特に最後のシーンでランボーが機関銃を撃ちまくるシーン。(あの銃はブローニングM2重機関銃というものらしい)それで撃たれた敵の兵士たちが文字通りバラバラに吹っ飛ばされます。
ここだけ見たらまるでスプラッター映画。
このシーンではランボーによる怒りが爆発したシーンなので、見ている側としては「うおおおお!ランボー!」という感じですが、よく考えるとこれがグロい。本当にグロい。
これもきっとスタローンのいう「現実に起きていること」の1つなのでしょう。
戦争や紛争というのは色々な要素があって起きることだと思うので、安易なことは言えませんが…でも言います。
マジでやめてくれ。
ランボー/最後の戦場を見る!
アマゾンプライムビデオでまとめ
今回は映画「ランボー/最後の戦場」のあらすじと感想を書かせていただきました。
- スタローン監督曰く「現実に起きていること」
- かなり残虐でグロくて胸糞悪い
目を背けたくなるほどの事実を映し出す、という意味では深く見応えのある映画です。
が、私は得意ではなく、そう言った意味でオススメはできません。
シルベスター・スタローンファンの方には、アクション映画ランボーのまとめ記事もあります。お時間ある方はぜひご覧ください。