映画『ケープタウン』感想|ギャング怖すぎて「はいっ!おっぱっぴー」

日本って平和だよな、って心から思えそうな映画に出会いましたよ。
オーランド・ブルームとフォレスト・ウィテカーが主演の南アフリカの都市ケープタウンを舞台にした映画「ケープタウン」っていうのを見たんですが・・・
なんなんですか、これは。
絶対南アフリカに行きたくなくなります。怖すぎますよ、ほんと。どうかしてるよ。
どこの国だろうとギャングは怖いですが、南アフリカのギャングは一味違います。
映画の印象深かったところを紹介させてください。
「ケープタウン」感想
かなり印象深かったのは2つのシーン。
どっちもヤバすぎたんですが、順にいきます。
ビーチに3人の警察官が向かうシーン
ある調査のためにフォレスト・ウィテカーらがビーチに行った際、向こうのギャング(の仲間?)とやりあうのですが・・・
でかい鉈みたいなものを持った奴に手をスパーンと落とされちゃいます。
ウォレスト・ウィテカーも話し合おう的なスタイルなのに・・・
耳をナイフでグサーっと刺されちゃいます。
いや、相手は警察官ですよ?
もう関係ないんですね、『そんなの関係ねぇ!』と言わんばかり。
小島よしおですよ、チントンシャンテントンです。
これはとんでもないことです。
取り締まる側に対し「関係ないからからやっちまえ」は恐ろしすぎる。『はいっ!おっぱっぴー』なんて言っている余裕なんてありません。
しかも治安の悪い都市の路地裏とかではなく、キレイな昼間のビーチですからね。
想像してください。
旅行でビーチに行って『インスタ映えする~』なんて言ってスマホでパシャっと写真を撮ってるところを。
そんなとこに「警察…だけども だっけぇど…そんなの関係ねぇ!」って感じの人が鉈とかナイフ持ってるんですよ?
怖すぎるじゃないですか。
ラストの追走シーン
そしてもう1つ印象的だったのがラストシーン。そうです、あの追走です。
いや、歩いてなので追歩ですかね。どーでもいいですね。
あの「何も待っているものなどない」という永遠とも思える砂漠で、絶対に諦めることのない圧力。しかも無言で。
そうなんです。地味なんですよ。激しい銃撃なんかではなく追歩ですから。地味すぎる。
だからこそ熱い。
敵の親玉はもちろんクズですが、気の毒に思ってしまうぐらい追い詰めていくプレッシャー。
本当に憎しみがなきゃここまでしませんよ。自分も疲れますから。
彼の憎しみをあのような形で表したジェローム・サル監督のやり方は驚きでした。
全体的に暗い話で、結果的にあんまり救われないこの映画。
日本って平和だよな、って心から思えそうな映画。
でも観たほうがいいと思いましたね。「犯罪率が高い」とか「治安が悪い」とか情報を見ても、その状況を知ることってなかなかないので。
観た後は確実に『こんな国には行きたくないよ』ってなると思います。というかわたしはなりました。
でもそれと同時にすごく美しい自然のある国なんですよね…
なので南アフリカにご旅行予定の人は、ホント気をつけてくださいね。
あと小島よしお好きなんで、みんなで応援しましょうね。