映画「ロボコップ3」感想|なぜ主役が交代したの?

一作目の衝撃はどこに行ってしまったんですか?
警察官をロボットに移植という、最高にかっこよくて最高に意味の分からない世界観の映画といえば「ロボコップ」。
三作品目となりましたが、登場人物や時代背景などは一作目からほとんど変わっていません。
ただ一作目が「激アツ」だとした、三作品目は「あったか~い」です。
そして主役の交代…どういうことなんでしょうか?
主役が交代した理由
「ロボコップ3」では、主役のマーフィ役であった”ピーター・ウェラー”が出演していません。
代わりに”ロバート・ジョン・バーク”が代役をしています。
同僚役のナンシー・アレンや、署長役のロバート・ドクィなど出演者は「ロボコップ」そして「ロボコップ2」と変わりありません。
これはなぜなのか?
その理由として・・・
同時期に映画【裸のランチ】という別の映画出演の為スケジュールが合わず主役交代になった
とのこと。
まあ、確かにロボコップはほとんど頭に金属つけて顔見えないですししね。
しかし、それなら普通『ちょっと時期ずらして撮ればいいじゃないか』と思うじゃないですか。
でもそこはさすがロボコップのスタッフ。撮っちゃうんですね。
『いいから撮っちゃおうぜ』って感じの当時の雰囲気が伝わってきて…それもありか、って気分にさせてくれます。
ロボコップはこうじゃなくちゃね。
「ロボコップ3」感想
よく言えば、普通におもしろい。
悪く言えば、特徴がない。
ロボコップといえば、やっぱりあの「理不尽な暴力」なんですよ。あのなんとも言えない無秩序で訳の分からない感じ。
見ていて『いや何でだよ』とツッコミたくなる、あの感じです。
一作目はまさにそんな感じ。逆に『なんでだよ』という感想以外でない名作だったわけですが・・・
しかしその雰囲気は「ロボコップ2」以降マイルドになり、今回の「ロボコップ3」に至ってはそれすらも感じさせない綺麗な仕上がり。
うーん。綺麗に仕上がった映画は好きですが、ロボコップが好きな人からしたら最悪ですよ。
我々が求めているロボコップはこれじゃない、て声が今にも聞こえてきそうです。
推測ですが、これは「ロボコップ2」のレビューでも書いたように、きっと視聴者からのクレームだと思います。
なんなんだ、お前は
今回の敵はリハッブという特殊部隊でした。予想通り大したことのない人たちでしたね。
そして訳わからん日本企業の作った、訳わからんアンドロイドも大した見せ場なく終わりました。
敵に関してはロボコップ、ロボコップ2のほうが圧倒的に魅力的でしたよね。
というかロボコップの敵は基本魅力的なんですよ、あんな暴力的なデトロイトで、それでもロボコップと戦うぐらいですから、普通の敵じゃないんですね。
それなのに・・・ですよ、あのアンドロイド。
お前は何がしたいのか、と。
ジャンプして蹴っ飛ばす。そしてそれを繰り返す。
え?
ロボコップは遅いので、あんだけ動けて腕を切り落とすぐらいの刀さばきだったら、圧勝しておかしくないと思うんですよ。
それが結局3人とも敗れ、しまいにはそのうち2人は同士討ちって…なんなんだ、お前は。
マリー・ラザラス博士がかわいい
マリー・ラザラス博士役の”ジル・ヘネシー”が可愛かったです。
マリー先生のつきっきりの整備・・・初めてですね、
ロボコップに嫉妬したのは。
時代を感じますが、それがまたいいというか。特にメガネ姿が良かったです。
マリー先生をヒロインにしたいのか、アン・ルイス巡査がかんたんに離脱させられたのは納得いかないですけどね。
ヒロインなんて何人いたっていいですからね。
唯一ロボコップの狂気が見えたシーン
個人的にロボコップらしさが見えたのは、
「オムニ社員が自殺しまくる」というシーン。
想像したらゾッとしますね、ロボコップのカオスな感じが滲み出ていました。
逆に言えば、それだけです。
ロボコップの記事はこちら
映画『ロボコップ』感想|「なんでだよ」という感想しか出てこない