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水野敬也さんの著書「夢をかなえるゾウ」を読むべき理由を3つにまとめました。
ゾウの神様「ガネーシャ」が悩める現代人に教えを説く、人気シリーズが・・・
「夢をかなえるゾウ」
さまざまな悩みを抱えつつも必死に生きる私たちに「笑い」と「ヒント」を与えてくれる、自己啓発本界のまさに神。
2023年までに全5冊が出版されているこのシリーズ、全て読んだ私が、
- 夢をかなえるゾウ、とは?
- あなたが「夢をかなえるゾウ」を読むべき理由
- シリーズで一番おすすめの1冊
を紹介します。
読んだことない方はもちろん、「読んだことあるけど内容を忘れてしまった」という罰当たりな人は、この記事を読んで参考にしてください。
夢をかなえるゾウ、とは?
「夢をかなえるゾウ」とは、作家の水野敬也さんによって書かれた自己啓発型の小説です。
いたって平凡な人間の前に、突如インドの神様ガネーシャが降り立ちます。そして主人公たちの悩みに対し、さまざまなアドバイスを授けてくれるのです。
しかしそう聞くと「神様のアドバイス…よくある話だな」とか「なんだか内容が難しそうだな」と思った方、いませんか?
大丈夫、そんなことは全くありません。むしろ「逆」です。
本当に神様なのか?と疑うほどふざけたガネーシャが「大胆」に…時には「超大胆」に、教えを解いてくださいます。
豪華キャストでドラマ化
本の枠を超え、2008年には豪華キャストにてテレビドラマ化もされました。小栗旬、水川あさみ、古田新太などが出演しています。
さらにはドラマだけでなく、舞台化・アニメ化・ゲーム化など、さまざまな分野に広がるほどの人気に。
これはもう「この本は絶対に大当たりである」という証拠に他なりません。
あなたが「夢をかなえるゾウ」を読むべき理由
本の魅力を3つに厳選してご紹介します。
前向きになれる
「夢をかなえるゾウ」の一番の魅力はズバリ、
読んだ後に必ず前向きになれること。
私たちは大きな憧れを持っています。
お金持ちになりたい。異性にチヤホヤされたい。有名になってすごい人だと言われたい。
本に登場する主人公も、そんな「大きな憧れ」を持った人間の一人。だからこそ彼の気持ちにすごく共感できるのです。
そしてそんな彼に課せられるガネーシャからの「課題」。これがまた難しいことではないんです。
一部を取り上げると…
- 靴を磨く
- トイレ掃除をする
- 1日何かをやめてみる
などなど。
「NISAに投資しろ!」
「TOEICで800点とれ!」
そうゆうことではないんです。
そして、そんな小さな積み重ねをしていく主人公がみるみると変わっていき、最後には大きな夢へと歩き出します。
読み終わった後の、「自分もできるかも!」という前向きな気持ちは、どんな自己啓発本よりも効果があります。
とにかく笑って泣ける
ストーリー仕立てになっている自己啓発本は今までもありました。
しかし、それらとは大きく違う要素を組み込んだのが「笑い」です。
教えを説くガネーシャという神様が、尋常じゃなくおもしろいんです。ガネーシャは「富の神様」だそうですが、
本に登場するガネーシャは「笑いの神様」だと本気で思っています。
登場するガネーシャは「関西弁」、「お笑い好き」、「ギャンブル好き」など濃いキャラクターとなっていますが、このガネーシャじゃなかったら人気になってなかったでしょう。
この笑いは著者の水野敬也さんの才能が遺憾なく発揮されていますね。
そしてしっかりと泣かせてきます。
自己啓発本でちょっとおかしな神様の話なのに、ものすごく泣かせにくるんです。
それほどまでに本の中の主人公に共感し、感情移入できていたのだと思います。
ちなみに映画『アルマゲドン』の3倍泣きました。
偉人のエピソードがたくさん
ガネーシャは現代までの「偉人」と呼ばれた人たちを育ててやった、と言います。
その顔ぶれはとんでもない偉人ばかり。「エジソン」「アインシュタイン」「本田宗一郎」などなど。最近の人ではアップルの「スティーブ・ジョブス」や「オバマ元大統領」まで…
ガネーシャは教えを説く時、偉人のエピソードを用いて説明します。
例えば、「運が良いと口に出して言う」という課題の場合、エジソンが何回失敗しても『成功だ』と言っていたエピソードを聞かせてくれます。
これにより「偉人もこうやってたんだからお前もやってみろ」という説明の仕方には自然と説得力が加わります。
そして同時に「エジソンはそんなこと言ってたんだな」と知ることができます。
このように、さまざまな偉人のエピソードを学びながら知れる、というのはこの本の大きな魅力の1つです。
シリーズで一番おすすめの1冊
ズバリ、シリーズ3冊目の本、「夢をかなえるゾウ3」です。
2023年現在、「夢をかなえるゾウ」シリーズは全5冊が出版されています。
どれもテーマが異なり、内容も素晴らしいのですが、個人的に一番刺さり、かつ号泣したのがこの一冊です。
こちらのテーマは「仕事」と「恋愛」。またシリーズで唯一の「女性が主人公」の一冊です。
悩みの中でも近いところにある「仕事」と「恋愛」というテーマが読みやすく、何より感動させられます。
ラストシーンでは映画『ショーシャンクの空に』の6倍泣きました。
各シリーズの違いを知りたい方は、各シリーズの違いを書いたコチラを読んでみてください。
悩みはガネーシャが解決してくれる
あなたに何か悩みはありますか?
どんな悩みであれ、ガネーシャが「教え」と「笑い」と「涙」で解決してくれます。
なお自分の悩みがわからない人にもおすすめです。自分の心を見つめ直すきっかけになるでしょう。
気になった方はぜひ一冊読んでみてください。
他のおすすめ本はこちら
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