- なるべく最短でWebライターになりたい
- 実際にWebライターとして働けるまでの手順を知りたい
こんな方におすすめの本でした。
Webライターになりたい…でも何をしたらいいのか分かりません!
そんな知りたいアレコレがわかる藤原将さんの本「未経験から稼げる「書く副業」のはじめ方|現役Webライター考案の独学勉強法!」を読みました。
本ではその工程を21日間に分け、1週間ごとにすべきことを書いたワーク式になっています。
ゼロからWebライターになりたい人にとってはとても親切な仕様です。その中で私がためになった部分を自分なりの解釈でご紹介します。
文章の書き方
Webライターになるための1週目。まずは「文章の書き方」です。
Webライターのすることはズバリ「文字を書くこと」です。そしてその文字は読者の悩みを解決するための文字です。
本の中では読者に正確な情報をわかりやすく伝える文章術が7つ紹介されています。その中で私が1番為になったのは「結論から伝える」です。
【副業でも稼げるWebライターになれる】と言いたいのであれば、まずは「副業でも稼げるWebライターになれます!」と伝える。【ランニングが健康にいい】と言いたいのであれば、まずは「健康にいい運動はランニングです!」と伝える。
検索するだけで簡単に答えを知ることができる時代だからこそ、答えがすぐにわからないと、読者は離れてしまいます。以下の失敗例を見てください。
健康を保つのは難しいですよね?
↓
なのでサッカー、水泳、ランニング…色々試してみました。
↓
それぞれの結果はこのようになりました。
↓
ということで「健康にいい運動はランニング」です!
きっとサッカーの「サ」ぐらいで読者は戻るボタンを押しています。
そしてこの「結論から伝える」ために重要なこと。それは、書くまえに「この文章の結論はなんなのか?」をライター側がしっかり把握しておくことです。
把握していないと先に結論を伝えることはできませんし、話もブレやすくなります。
美味しいコーヒーを紹介する記事のはずが、最後は「このケトルは買いですね!」なんて終わり方したら、間違いなく読者の頭が沸騰します。
ネット記事の特徴とは
2週目はWebライターの土俵となる「ネット記事」に関して。
ネット記事は本や小説とは構造からして別ものです。なので、Webライターになりたいのであれば、ネット記事の基本を知っておく必要があります。
ここでも本では7つのポイントに分けて紹介されています。私が為になったのは「ライバル記事」に関してです。
Web上にはたくさんのページがあり、その中から読者検索し、必要なページを見つけます。検索にかけて最初のページに出れば、読者は簡単にたどり着きます。
「検索して最初に出てくる記事」=「上位記事」にすることがWebライターの目的の1つです。
じゃあどうやって上位記事にすることができるか?それには様々な方法がありますが、そのヒントが眠っている場所。それが「現在上位記事になっているライバル記事」です。
上位記事になっているということは「読者が求めていることが書かれている」証拠です。もちろんパクるなんて言語道断ですが、『自分だったらこうする』と考えることができます。
著者の藤原さんも、本の中のインタビューで、文章力を上げる方法として取り上げていました。
Webライターの仕事の取り方
最後の週は「仕事を受ける」為に必要なこと。
実際に仕事を受けるまでのプロセスや方法、そしてクライアントに提供するための提案文のサンプルなどが紹介されていました。順にこなせば自分にも仕事がもらえるのでは?と希望を持たせてくれます。
またこの章で掲載されているインタビューは、著者の藤原さんの言葉で細かく紹介されています。このインタビューを読むだけでも、Webライターになれるビジョンが見えるような気がしました。
Webライターになるための第一歩となり得る一冊です。興味がある人はぜひ読んでみてください。
「書く副業のはじめ方」はキンドルアンリミテッドで
本「未経験から稼げる「書く副業」のはじめ方」を紹介しました。
この本はキンドルアンリミテッドで読むことができます。(2023年2月現在)
本読み放題のお得なサブスクです。
またWebライターを目指す人へのおすすめ本や、書くことに苦労している方へのおすすめ本も紹介しています。以下のリンクからどうぞ。
稼げるWebライターになりたいんだ!
書くことの基本を知りたい人へ
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