このページに書いてあること
映画「L.A.ギャング ストーリー」(2013)を見た映画感想文です。
どうして…こうなってしまったんでしょうか?
- ジョシュ・ブローリン
- ショーン・ペン
- ライアン・ゴズリング
- エマ・ストーン
と、強力すぎるメインのキャスト陣に加え、
- アンソニー・マッキー
- ジョヴァンニ・リビシ
- マイケル・ペーニャ
- ロバート・パトリック
が脇を固める最強布陣の映画でしたが・・・
なんだか最後まで『いや、どういうこと?』とツッコミが止まりませんでした。
テンポ良すぎる
1950年代のロサンゼルスで起きた実話を基に、
ロサンゼルスの警察と、ミッキー・コーエン率いる巨大ギャングの戦いを描いた作品。
正義感の強い刑事ジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)が、警察のお偉いさんから、
『非合法的な方法でいいから、ミッキー・コーエンの組織を潰して!』
と頼まれます。
そしてジョンは共に戦ってくれる「ギャング部隊」を集めるため、警察官をスカウトしに行きますが・・・
みんな全然迷うことなく仲間になってくれます。
なんですかこのテンポの良さ。
アベンジャーズですらもう少し色々あったはず。
テンポの良すぎて逆に「絶対誰か裏切るだろ」と不安になりながら見てました。
まあみんな裏切らなくてよかったけど。
ジェリーとグレイスの恋愛
テンポが良いのは恋愛も一緒。
ジェリー(ライアン・ゴズリング)とグレイス(エマ・ストーン)も2~3分話したらもう恋仲になってるし。
ミッキー・コーエンの愛人でありながら、そんなすぐに得体の知れないやつと恋人になりません、普通。
というか同じ店内にミッキー・コーエンいるし。そんなところでナンパしてお持ち帰りって。
この2人は映画『ラ・ラ・ランド』で、切ない恋をする2人でもありますが、
ラ・ラ・ランド見た後に、この「L.A.ギャング ストーリー」を見たら、
『ラ・ラ・ランドの甘酸っぱい感じ、どこいった?』
ってなりますよ。
ところ構わず撃ちまくる
時代のせいか知りませんが、一般人がいるところでも撃ちまくる。
敵だけでなく、正義の味方であるはずの「ギャング部隊」もです。
計画性がなさすぎる
「ギャング部隊」結成後、最初の作戦ではミッキー・コーエンの運営しているカジノにノープランで行き、結果相手に撃ち返されて銃撃戦に。
しかもそれで2人警察に捕まるという計画性の無さ。
最後のホテルでの銃撃戦でも、明らかに敵が多いにも関わらず、
作戦など無用でいきなり敵の前で銃を撃ってしまう計画性の無さ。
そしてそんな計画性の無さでも、敵を壊滅できてしまうという敵の戦力の無さ。
さらにはホテルの正面から警察たちが来ているのも関わらず、
わざわざホテルの正面から逃げ出そうとするミッキー・コーエンと部下の判断力の無さ。
普通のホテルなんだし、裏口とかあるだろ。
というように・・・
『いや、どういうこと?』と、ツッコミだしたら止まりません。
ギャング部隊
ただ「ギャング部隊」という設定は、個人的に好きでした。
ナイフ使いが得意なやつとか、
凄腕のガンマンとか、
機械に強いメカニックなやつ、とか…
少年ジャンプで育ったような男子はみんな好きなやつですよね。
特に盗聴が得意なキーラー役のジョヴァンニ・リビシは「好きな俳優ベスト10」に入るほど好きな俳優さんなので、
登場した時はテレビの音量を「2」上げました。