このページに書いてあること
映画「96時間」をみた映画感想文と、ニーアム・リーソンの凄さを書きました。
元CIAの男が誘拐された娘を救出しに行くアクション映画、
「96時間」
「96時間」とは誘拐された人間が無事でいられると考えられる時間。つまりそれを超えた場合「探すことが困難になり、最悪の命がないかもしれない」というギリギリラインな訳です。
悠長なこと言ってられないこの事態。
主人公のリーアム・ニーソンは驚くべき方法で娘の救出に向かいます。
ということで今回は、映画「96時間」でリーアム・ニーソンが披露した「誘拐されてしまった娘の探し方」をまとめました。
リーアム・ニーソン流の娘の探し方
1. 誘拐される前の娘を利用する
まず、何よりも大切なこと。それは冷静さ。これを欠いてしまったら救出はできません。
映画では誘拐される直前、娘がリーアム・ニーソンに電話をします。「どうしよう!誘拐されてしまう!」という父親なら聞きたくない娘からの怯えた電話です。
そんな時もリーアム・ニーソンは慌てません。まずは娘を利用します。
しっかりと『お前はこれから誘拐されるだろう』と伝えます。ただ怖がらせたのか?もちろん違います。これは娘を助ける手がかりを得るためです。
犯人の声を聞かせるように指示し、犯人の特徴を叫ばせます。ここでの最善は「恐怖心を紛らわせる」ではなく「情報を得る」こと。
紛らわせるために「マツケンサンバ」なんて歌ってもなんの意味もありません。
瞬時に割り切り、救出へ全集中する。さすがはリーアム・ニーソンです。
2. 知人や友人を頼る
いくら身長193センチのリーアム・ニーソンであっても、1人では限界があります。
彼は元同僚であるCIAの工作員を頼りました。
CIAの情報網を使い、音声と特徴からすぐに犯人グループを特定します。娘に指示したことがここで活きます。彼が元CIA工作員だからできた方法です。
この不安定な世の中でCIAを退職するという度胸。さすがリーアム・ニーソン。
3. 拷問する
犯人グループのアジトがわかっても、そこに誘拐された娘がいる保証はありません。
ここで知っていそうな相手、つまり責任者に娘の居場所を聞く必要があります。尋問ですね。
しかし生ヌルい聞き方では相手が言わないかもしれないし、口を割っても嘘かもしれません。そして今回は96時間というタイムリミットがあること。
ということでここは「尋問」から「拷問」に変わります。
この時リーアム・ニーソンがしたことは「相手の腿(もも)に鉄の棒を刺して電気を流す」という拷問。実際に受けたことはないですが、恐ろしすぎるのは容易に想像できます。
これによって更なる情報を得ることができました。
なおリーアム・ニーソンは電流を流しっぱなしでその場を去ってしまいました。なんてたって時間がありませんからね。電源を切り忘れてしまったのでしょうか?
おっちょこちょいなリーアム・ニーソンです。
4. 銃で同僚の妻を撃つ
協力してもらうために元同僚の家に行ったリーアム・ニーソン。
冷静に考え最善を尽くしていたとしても、やはり刻々とすぎる時間にプレッシャーが募ります。
そんな彼に協力を渋った元同僚。そんな彼に対して協力してもらうためにリーアム・ニーソンがとった行動はなんでしょうか?
そうですね、「同僚の妻を目の前で撃つ」ですね。
さんざんよくしてもらった元同僚の奥さん。しかも隣の部屋では彼らの子供が寝ている。そんな状況で同僚ではなく、同僚の妻を撃つ。目の前で。
おっちょこちょいなリーアム・ニーソン。間違ってしまったのでしょうか?
そうではありません。「自分のせいで妻が怪我をする」という精神ダメージを元同僚に与えましたね。
この判断を瞬時にできたことが娘を助けることに繋がりました。
ここで躊躇いなく引き金を弾ける。これがリーアム・ニーソン。
まとめ
映画「96時間」でリーアム・ニーソンが披露した「誘拐されてしまった娘の探し方」でした。
- 誘拐される前の娘を利用する
- 知人や友人を頼る
- 拷問する
- 銃で同僚の妻を撃つ
警察に任せていたらきっと彼は娘を救出できていなかったでしょう。娘のためにどんなことでもする。それがリーアム・ニーソン。
娘が「マツケンサンバ踊って」と言ったらきっと踊る。それがリーアム・ニーソン。