どうして…こうなってしまったんでしょうか?
・ジョシュ・ブローリン
・ショーン・ペン
・ライアン・ゴズリング
・エマ・ストーン
と、強力すぎるメインのキャスト陣に加え、
・アンソニー・マッキー
・ジョヴァンニ・リビシ
・マイケル・ペーニャ
・ロバート・パトリック
が脇を固める最強布陣の映画でしたが・・・
なんだか最後まで『いや、どういうこと?』とツッコミが止まりませんでした。
「L.A.ギャング・ストーリー」感想
1950年代のロサンゼルスで起きた実話を基に、
ロサンゼルスの警察と、ミッキー・コーエン率いる巨大ギャングの戦いを描いた作品です。
正義感の強い刑事ジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)が、警察のお偉いさんから、
『非合法的な方法でいいから、ミッキー・コーエンの組織を潰して!』
と頼まれます。
なかなか危ない橋ですよね、巨大なギャング組織なんですから、失敗したらもちろんただで済まないし、もしかしたら家族が危険な目に合うかもしれないし。
そしてジョンは共に戦ってくれる「ギャング部隊」を集めるため、警察官をスカウトしに行きます。
そんなスカウトみんな避けると思いますよ。相手はヤバすぎるギャングだし…
仮に求人サイトから『あなたにスカウトが来ました!』っていってその内容が「巨大なやくざ組織つぶしに行こう!」だったら【応募ボタン】押しますか?押さないですよね?
マイナビ転職にクレーム入れますよね?
と思っていたら、
みんな全然迷うことなく仲間になってくれます。
なんですかこのテンポの良さ。アベンジャーズですらチームになる前にはもう少し色々ありましたからね。
テンポの良すぎて逆に「絶対誰か裏切るだろ」と不安になりながら見てました。
まあみんな裏切らなくてよかったけど。
ジェリーとグレイスの恋愛
テンポが良いのは恋愛も一緒でした。
ジェリー(ライアン・ゴズリング)とグレイス(エマ・ストーン)も2~3分話したらもう恋仲になってるし。
ミッキー・コーエンの愛人でありながら、そんなすぐに得体の知れないやつと恋人になりません、普通。
というか同じ店内にミッキー・コーエンいるし。
そんなところでナンパしてお持ち帰りって。持って帰るほうも持って帰られるほうも『どんだけー!』ですよ。
この2人は映画『ラ・ラ・ランド』で、切ない恋をする2人でもありますが、
ラ・ラ・ランド見た後に、この「L.A.ギャング ストーリー」を見たら、『ラ・ラ・ランドの甘酸っぱい感じ、どこいった?』ってなりますよ。
ところ構わず撃ちまくる
そういった時代だった、と言われたらそれまでなんですが・・・
みんな簡単に銃撃ち過ぎじゃないですかね?
もう一般人がいてもそこらじゅうで撃っちゃうし。一般人に迷惑かけちゃうやつなんて「ターミネーター」だけだと思ってました。
しかもここで「なんでだよ」って思ったのが・・・
敵だけじゃなくて正義の味方であるはずの「ギャング部隊」も撃ちまくっちゃうんですよ。
計画性がなさすぎる
なんかかっこいいくせにめちゃくちゃ頭悪かったんですけど。
「ギャング部隊」結成後、さあどうやってミッキー・コーエンを追い詰めようか、って時にとった行動が・・・
敵のカジノにノープランで行く。
その結果、敵にドンパチ撃ち返されて銃撃戦になっちゃいます。それで仲間2人が警察に捕まるという
計画性の無さ。
最後のホテルでの銃撃戦でも、明らかに敵が多いにも関わらず、作戦など無用でいきなり敵の前で銃を撃ってしまう
計画性の無さ。
そしてそんな計画性の無さでも、敵を壊滅できてしまうという・・・
敵の戦力の無さ。
どういうことなんですか、これは。頭を使うことが恥だとされてた時代なんですか?
そんな相手のほうが多い状況でも戦いに行っちゃうやつなんて「プレデター」だけだと思ってました。
そしてしまいにはホテルの正面から警察たちが来ているのも関わらず、
わざわざホテルの正面から逃げ出そうとするミッキー・コーエンと部下の
判断力の無さ。
普通のホテルなんだし、裏口とかあるだろ。
見終わった後にふと頭をよぎった言葉は・・・
「ご利用は計画的に」ってアイフルのCMでした。
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