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【ネタバレ感想】ブルーマーダーのレビュー|小説

本小説のレビュー書評「ブルーマーダー」
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こんな方のために書きました

  • 小説「ブルーマーダー」を読んだ
  • 姫川玲子シリーズのファン
  • あらすじを知りたい

誉田哲也さんの書く警察小説「姫川玲子シリーズ」。その第6作品目「ブルーマーダー」を読みました。

まず感想を言わせていただくと、姫川玲子シリーズの最初の作品「ストロベリーナイト」に近い面白さでした。犯人のヤバさも玲子の魅力も、全てバランスよく光っていたと思います。

特に犯人の殺し方や殺した数がすごい。それに至った経緯も含め、読みやすい作品でした。

過去の作品に登場したキャラが出てきたのも良かったですね。ブルーマーダーを読んだ方は、ぜひ最後までお付き合いください。

でらの評価
おもしろさ (3.5)
読みやすさ (3.5)
衝撃度 (3.0)
おすすめ度 (3.5)

ブルーマーダー あらすじ

あなた、ブルーマーダーを知ってる?この街を牛耳っている、怪物のことよ。姫川玲子。常に彼女とともに捜査にあたっていた菊田和男。『インビジブルレイン』で玲子とコンビを組んだベテラン刑事下井。そして、悪徳脱法刑事ガンテツ。謎めいた連続殺人事件。殺意は、刑事たちにも牙をむきはじめる。
出典:アマゾン 内容紹介より

姫川玲子シリーズの6作品目で、スピンオフや短編集を抜かすと4つ目の長編作品となる今作。

なお、過去の作品を読んでいなくても問題なく読めると思いますが、読んでいた方が100倍おもしろいです。

ネタバレありの感想

これ以降は過去シリーズのネタバレも一部含みます。ご注意ください。

人間を折り畳むってどうゆうことですか?

「人間を殺して骨を折ってバッグに入れちゃう」という何とも恐ろしいことをしてしまうのが今回の犯人でしたが、冷静に考えて「そんなことできるのか?」というのがきっと皆さん思ったことだと思います。

ちなみに凶器として使用された「石頭ハンマー(セットウハンマー)」とはこういったものです。

こんなもんで殴られたら、それは痛いなんてもんじゃないですね。

あるシーンでは「事務所の深い引き出しにも入りそうなくらい」とも言っています。さすがにそれはないだと思いますが…こればかりは見たことないですし、ネットで調べようもないのでわかりませんが…まあバッグに入る芸人さんもいますからね。(はいーーっ)

そして殺した数もやばい。正確な人数は明らかになっていませんが、話では20人以上とも言っていますし、もっと多いという可能性もあります。「ストロベリーナイト」ですらそこまでの数はなかったはず。シリーズ過去1番の被害者数かもしれません。

この犯人のヤバさと残虐性。これらが「姫川玲子シリーズ」っぽいなぁと思われせてくれましたね。

ブックレビュー読書感想文
【ネタバレ感想】ストロベリーナイトのレビュー|小説誉田哲也さんの小説「ストロベリーナイト」の感想をネタバレで紹介します。映画化やドラマ化もされた「姫川玲子シリーズ」の一冊目。他の人の感想が気になる方は是非ご覧ください。...

犯人の木野に関しては、何となく下井警部補の昔話で肩入れしたくなってしまいますが、如何せん殺しまくってますからね。

いくら相手が悪い奴らだったとはいえ…擁護できない数ですよ。結局彼は自分を売った張本人に対して復讐することはできず、病気で死ぬと思いますが自業自得でしょう。

ただ木野を売っておいて、結果謝罪もない警察のお偉いさんも腹立ちますけどね。『望むところだ』じゃないだろ。

そして今回は今までに登場したキャラもたくさん出てきて熱くなりました。

特にガンテツこと勝俣警部補。このシリーズに欠かせない名物おじさん刑事ですが、今回は銃を撃ちまくるという凄さを見せてくれましたね。しかも短時間ですが玲子とタッグを組んでいます。これは熱いです。

ちなみにガンテツはストロベリーナイトの時にすごく嫌いでしたが、その後のスピンオフ作品「感染遊戯」にて好きになってしまった登場人物です。ホントずるいってぐらい毎回いいところを持っていくし、可愛いところもあるんです。

気になる方はぜひ「感染遊戯」読んでみてください。

小説「感染遊戯」の感想・レビューはこちら

そして初登場からずっとお気に入りの登場人物である井岡くん。

今回はただただ玲子に絡むだけで何の活躍もしていないです。しかし、登場するだけで話が一気に柔らかくなりますし、刑事の面ではない玲子を見ることができるので、やはり毎回登場してほしいキャラですね。

そしてそして。今回登場したキャラで1番驚いたのが菊田でしょう。さらに結婚していました。

ちなみに私は菊田が嫌いです。

あれだけ玲子から気持ちを表しているシーンがあったにもかかわらず、結果として何もしなかった菊田。あれは男として非常にかっこ悪いと思います。

女性にあそこまでさせてしまっているのであれば尚更。そして今までもストーリー的にはほぼ脇役で、他の登場人物に飲まれまくった菊田。いいところ1つもなしです。

玲子は以前ヤクザの牧田を好きになり、体を許したことに対して「菊田を裏切った」と言っていますが…そうでしょうか?私からしたらのんびりしていた菊田が悪い!と思いますがね。。

と、思いつつ。玲子は玲子で菊田のことを「ずっとずっと好きだった人」と言っています。あれ、玲子さん。牧田のことは…?

でら
でら
大人の恋愛は難しすぎるのよ

もうこれ菊田の離婚が見え始めてるんですがいいのでしょうか?愛は素敵なことですが、もしそれで離婚したら…それに巻き込まれた菊田の奥さんが1番かわいそうですよ。

まとめ

今回は小説「ブルーマーダー」の感想をネタバレありで紹介しました。

個人的にはストロベリーナイト並みの面白さでした。やはり犯人が凶悪なほどそれを追う玲子たちが光って見えますね。

他の姫川玲子シリーズの感想などをネタバレありでご紹介しています。お時間ある方は是非ご覧ください。

姫川玲子シリーズ 読書感想文はこちら

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